› 山本製畳店のブログ › 2010年06月14日

2010年06月14日

産地訪問2

八代平野を一望しました。
2月に見た風景


6月の風景


濃い緑の部分が、イ草の田んぼです。
平野全体を見ても、2~3割くらいでしょうか。


お米の田んぼは、8月頃植え付けをされるそうなので土もしくは水が張った状態です。
イ草の田んぼも、連作障害を避けるため、イ草を7月に刈り取った後、お米を植えられます。

昔は一面イ草の田んぼだったそうですが、和室の減少によりイ草の作付け面積が目に見えて減りました。
農家さんも、「トマト」や「レタス」「ジャガイモ」等の野菜にどんどん変わられたそうです。
そういえば、ビニールハウスを良く目にしました。
悲し~ぃ~kao02kao03



上の田んぼと下の田んぼでは、イ草の色が違います。
上は先が少し赤く、下側は緑が濃い
(赤い部分は「うら枯れ」と言い 少し焼けが来ていますが、製品にするときは先を切り落とすので問題はありません。) 

これは品種の違いで、おのおの特徴があるようです。
(天候に左右されにくかったり、栽培がしやすかったり、製品にしやすかったり・・)

いろいろあるんですね・・!

こうして手間暇かけて出来上がったイ草を、一本一本 丁寧に織られます。


大変な作業なのですね。

滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店  


Posted by 山本製畳店 at 17:47Comments(2)イ草について

2010年06月14日

産地訪問

イ草の成長を見学するため、八代の松島さんを訪問しました。

ご覧のように すくすくと成長しています。
イ草が倒れないように、ネットがかけられています。

2月に訪問したときは、植え付けが済んだばかりで、根を生やしている状態でした。

約120cmに成長しています。

先週雨が無く伸びが悪かったようですが、今週からの「恵みの雨」を頂いて、来月中頃の刈り取りに向けてグングン伸びるそうです。


緑の水は「アミノ酸」の肥料だそうで、成育とイ草の色に関係するそうです。
説明を聞いたのですが、良く解らず伝えられませんkao04


松島さんご夫妻と息子さん と 私 kao10

お日様と恵みの雨を頂いて、しっかり伸びるんだよ~~!


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山本製畳店   


Posted by 山本製畳店 at 08:13Comments(0)イ草について