› 山本製畳店のブログ › 2009年08月

2009年08月31日

ミニ畳の製作

ミニ畳を作ってみませんか?(無料)
9月5日(土) 10:00~17:00 イベントを行います祝





上田産業様の江部自治会館の「構造・見学会」に 参加させていただきます。

久々の「ミニ畳製作」(無料)をさせて頂きますので、作ってみたいという方は、
野洲市永原997-6 (永原天神、菅原神社 前)まで 、お越し下さい。

作る時間の無い方へは、完成品の販売(300円)もさせていただきます。

うちの玄関にもおいてありますが、季節の置物や人形を乗せて、
お客様を迎えており、評判を頂いております。(家内が好きなもので・・・・。)

お子様には、「お菓子つかみ取り」や「ポップコーン」も用意されていますので、
ぜひご家族でお越し下さい。

  


Posted by 山本製畳店 at 20:29Comments(0)イベント 参加

2009年08月27日

イ草はいい草

イ草のちから!




知ってますか?
イ草が、 室内の空気を綺麗にしている事を・・。
      室内の湿度を調節している事を・・。
      殺菌を殺している事を・・。

知らなくて当たり前ですです。(私も最近知りました)
何気なく使っている畳の原料なのですから~。

しかし科学が進歩すると、いろいろな事をきっちり調べてくれる人が現れます。
北九州市立大学 森田 洋 農学博士
(畳屋にとっては、ありがたい先生です)

イ草の力が、どんどん解明されると、畳という形で日本に長く愛されてきた訳がわかります。



イ草を切って、パックに詰めました。
私の靴の臭い取りに使っています。(抗菌作用)

夏場 締め切った車の中の 私の汗と何かが混ざった臭いも 畳表が取ってくれます。(抗菌作用、リラックス効果)


 
車の中は、畳のなんとの言えない、良い香りです。
車内の空気も、香りと共になんだかさわやかです。
「あ~、しあわせ~っ!」

山本製畳店の スピリッツ

1) 畳を通じて、些細な幸せを感じていただきたい
2) 青い畳の上で、笑顔で気持ちよく毎日を過ごして頂きたい
3) 良い香りに包まれて、ぐっすり休んで頂きたい

山本製畳店は、3つの願いを込めて、笑顔と共にお届けします。










  


Posted by 山本製畳店 at 19:15Comments(0)イ草について

2009年08月25日

畳についてお勉強 2

「夏休み 特別企画 第2弾」 ~畳の大きさについて~
さあ、お勉強しましょう本iconN27



日本家屋では、畳の枚数で部屋の大きさが示されます。
しかし、畳の寸法にはいろいろな大きさがあり同じ6帖間でも、広さが異なります。

関西間 (京間)
6尺3寸×3尺1寸5分(1910mm×955mm) 主に関西、中国、四国、九州

三六間 (中京間)
6尺×3尺 (1820mm×910mm) 主に中京地方、北陸一部、東北一部

関東間 (江戸間)
5尺8寸×2尺9寸 (1760mm×880mm) 主に関東、東北、北海道

団地間
5尺6寸×2尺8寸 (1700mm×850mm) 公団住宅、アパート、マンションなど

なぜ こんなに大きさに違いがあるのでしょうか?
秀吉の時代に行われた、「太閤検地」にさかのぼります。




年貢米を明確にするために検地を行った際、検地竿を1間を 「6尺3寸」 と決めました。
この検地竿を基準として、建物を造ったと考えられています。(関西間寸法)

江戸時代に検地竿の1間を6尺と短くして、年貢米の増税を行いました。
また建築においても6尺を1間とし、畳基準の寸法割り(部屋内寸法)から、柱芯の寸法割り基準となったため、同じ6帖でもこんなに大きさが違うようになりました。

関西間を基準とすると、
中京間で -0.6畳
関東間で -1.1畳
団地間で -1.6畳 狭くなります。

つまり、関西間と関東間では、約1畳分大きさに差があるのです。





  


Posted by 山本製畳店 at 07:56Comments(0)たたみについて

2009年08月22日

畳についてお勉強

「夏休み 特別企画」  ~畳の歴史について~ 
さあ、お勉強しましょう本iconN27



中国伝来の物が多い中で、畳は日本固有の敷物です。
その歴史は古く、「古事記」に 「菅畳八重」 「皮畳八重」 という記述があります。
良く解らんので、「具体的にどんなんか教えて?」と言う質問は 受け付けられません。(私も解かりませんから~っ!)

現在の畳に似てきたのが、平安時代
敷き板に、座具や寝具として置くという使い方をしました。 使う人の身分によって、畳の厚さ、縁の柄、縁の色が異なりました。


鎌倉時代から室町時代にかけて、書院造りが生まれ、敷き詰めるようになり、高貴な人や客人をもてなすための物となり、貴族や武士の富の象徴となりました。





江戸時代に入って、数寄屋造り・茶道が発展、普及して町人の家にも畳が敷かれるようになりました。江戸中期以降、庶民が使用できるようになり、畳師・畳屋が活躍するようになりました。





近江八幡市浅小井町は、イ草の産地として栄え、近江商人が全国に畳表を広めました。
現在は栽培されていませんが、「曳山とイ草の館」が浅小井町に有り、イ草の苗や、織機、製造工程など見学されてはいかがでしょうか。

  


Posted by 山本製畳店 at 10:22Comments(0)たたみについて

2009年08月18日

ギネスに挑戦 2

8月16日 
兵庫県加東市 に有る 石井製畳様にて、ギネスに挑戦用の なが~い畳 (8m) と作りました。
稲ワラを約60cm位 縦横に重ね、それを 製畳機にて 約5cm に圧縮しながら縫い上げます。





仕上がった畳は、さすがに重く 約130kg 有ります。10人がかりで50m先の倉庫に入れるため運びましたが、それだけでもフラフラです。kao04 近年 スタイロ畳(ボード畳)が主流で、藁床を久しぶりに担ぎました。face07





記念撮影 ”パチリ” こうしてみると長いです・・kao11
だんだん準備も整ってきました。
当日 お天気を祈るばかりです。



  


Posted by 山本製畳店 at 11:11Comments(0)イベント 参加