2010年02月15日
イ草の力(産地訪問)2
生産農家 松島 洋 さんのこだわり・・。
「野菜の味が薄くなってきた」最近よく聞かれます。実は、味だけでなく含まれる栄養素も減ってきているのです。それは、化学肥料を与えることで、人工的に成長させることが当たり前になっているからです。
だからこそ、深い味わいのある野菜を求めて、有機栽培による昔ながらの野菜に人気が集中しています。
イ草にも同じ事が言えます。
「窒素」「リン酸」「カリ」 皆さん 聞いたことがありますね・・
植物が必要とする、三要素です。
「窒素」は、成長を促します。多く与える事により、イ草がどんどん伸びていきます。
「リン酸」は、花や実に関係します。イ草は、芯がつまり強くなります。
「カリウム」は、根を強くし、イ草は、皮を強くします。
松島さんは、化学肥料による栽培(養殖栽培)をやめ、有機質を多く含む肥料(天然栽培)を使うことにより、土作りから初めてイ草の自然本来の力を蘇らせました。
肥沃な土で作られたイ草は、強くて太いイ草本来の力を取り戻しました。
国産イ草と比較して N (窒素)を極力減らし P (リン酸)を4倍 K (カリウム)は2倍を与えて、根のしっかり張った、天候に左右されにくい筋肉質で骨太なイ草を栽培されています。
この肥料バランスは、何年もかかって土を変えなければイ草は成長しないそうです。
何年もの辛抱の末に出来上がったイ草は、年数が経っても強く綺麗です。
(居酒屋さんで数年使用された後の表を見せていただきました)
右側が松島さんの作られた畳表
左が中国産の表
汚れ具合、傷み方が全然違います。
今は、水を断ち、土を乾燥させて、根に酸素を与える行程だそうです。
今後の生育が楽しみです。
滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店
「野菜の味が薄くなってきた」最近よく聞かれます。実は、味だけでなく含まれる栄養素も減ってきているのです。それは、化学肥料を与えることで、人工的に成長させることが当たり前になっているからです。
だからこそ、深い味わいのある野菜を求めて、有機栽培による昔ながらの野菜に人気が集中しています。
イ草にも同じ事が言えます。
「窒素」「リン酸」「カリ」 皆さん 聞いたことがありますね・・
植物が必要とする、三要素です。
「窒素」は、成長を促します。多く与える事により、イ草がどんどん伸びていきます。
「リン酸」は、花や実に関係します。イ草は、芯がつまり強くなります。
「カリウム」は、根を強くし、イ草は、皮を強くします。
松島さんは、化学肥料による栽培(養殖栽培)をやめ、有機質を多く含む肥料(天然栽培)を使うことにより、土作りから初めてイ草の自然本来の力を蘇らせました。
肥沃な土で作られたイ草は、強くて太いイ草本来の力を取り戻しました。
国産イ草と比較して N (窒素)を極力減らし P (リン酸)を4倍 K (カリウム)は2倍を与えて、根のしっかり張った、天候に左右されにくい筋肉質で骨太なイ草を栽培されています。
この肥料バランスは、何年もかかって土を変えなければイ草は成長しないそうです。
何年もの辛抱の末に出来上がったイ草は、年数が経っても強く綺麗です。
(居酒屋さんで数年使用された後の表を見せていただきました)
右側が松島さんの作られた畳表
左が中国産の表
汚れ具合、傷み方が全然違います。
今は、水を断ち、土を乾燥させて、根に酸素を与える行程だそうです。
今後の生育が楽しみです。
滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店
Posted by 山本製畳店 at 20:21│Comments(0)
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