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2009年08月25日

畳についてお勉強 2

「夏休み 特別企画 第2弾」 ~畳の大きさについて~
さあ、お勉強しましょう本iconN27
畳についてお勉強 2


日本家屋では、畳の枚数で部屋の大きさが示されます。
しかし、畳の寸法にはいろいろな大きさがあり同じ6帖間でも、広さが異なります。

関西間 (京間)
6尺3寸×3尺1寸5分(1910mm×955mm) 主に関西、中国、四国、九州

三六間 (中京間)
6尺×3尺 (1820mm×910mm) 主に中京地方、北陸一部、東北一部

関東間 (江戸間)
5尺8寸×2尺9寸 (1760mm×880mm) 主に関東、東北、北海道

団地間
5尺6寸×2尺8寸 (1700mm×850mm) 公団住宅、アパート、マンションなど

なぜ こんなに大きさに違いがあるのでしょうか?
秀吉の時代に行われた、「太閤検地」にさかのぼります。

畳についてお勉強 2


年貢米を明確にするために検地を行った際、検地竿を1間を 「6尺3寸」 と決めました。
この検地竿を基準として、建物を造ったと考えられています。(関西間寸法)

江戸時代に検地竿の1間を6尺と短くして、年貢米の増税を行いました。
また建築においても6尺を1間とし、畳基準の寸法割り(部屋内寸法)から、柱芯の寸法割り基準となったため、同じ6帖でもこんなに大きさが違うようになりました。

関西間を基準とすると、
中京間で -0.6畳
関東間で -1.1畳
団地間で -1.6畳 狭くなります。

つまり、関西間と関東間では、約1畳分大きさに差があるのです。
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Posted by 山本製畳店 at 07:56│Comments(0)たたみについて
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