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2011年10月04日

新草入荷

「新イ草」入荷の季節となってきました。
6月まで 青々と育っていたイ草は、

写真は「環良草の松島さん」

7月に刈り取られ、乾燥、泥初めの工程を経て
織機で畳表に織られていきます。

後ろ姿は「松島さんの息子さん」

新草が届きました。

熊本ブランド です

品種は「ひのみどり」

生産者は「土川 紀元」さん

このご夫妻です


一度お会いしたいですね。  


Posted by 山本製畳店 at 11:26Comments(0)イ草について

2011年01月28日

畳の機能

今日は「畳」についてお話ししましょう


”畳は衝撃を吸収”kao_11

東京消防庁が2007年に行った調査で、家庭内事故で救急車を呼んだ65歳以上の高齢者のうち、な!なんと68%が転倒による事故でした。しかも発生場所の70%が「居間」kao_12
階段や玄関~ローカの段差というイメージがありますが、実は事件は、会議室ではなく居室で起こっているのです。
~踊る大捜査線  青島刑事風に・・~

イメージしてください。

フローリングで転倒したら・・・・kao_15 
あ・いったぁ~!最悪!! 頭と背中 打って 動けへんkao_12 

畳の上だったら・・・kao_20
まいったな~!こけてしもた~秘みんなには黙っとこ!

こんな感じですか・・iconN04

ヨチヨチ歩きの「赤ちゃん」だったら どうですか?

「ケガなど有っては大変です!!」
だから、「畳」をお薦めしているのです。
畳の柔らかさが、大きなケガを減らしてくれるかもしれません。

「転ばぬ先の杖」 子育の家庭だからこそ畳にしましょうkao_22

滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店







  


Posted by 山本製畳店 at 18:46Comments(0)イ草について

2011年01月20日

今日も イ草の力

今日も寒かったです~~
(昨日と一緒や~んkao_3

今日は福井県 三方五湖の近く(美浜町)まで採寸に行きました。
雪が多かったのは、鯖街道 (葛川~朽木~今津303号線)ですね。


我が家の愚息が、まだ小学校か保育園だった頃、写真の葛川の少年自然の家で雪合戦の大会があり、坂田工務店様チームとして参加して、それはそれは、楽しかった思い出があります。
その後、雪不足で無くなってしまいましたが、楽しかった思い出として、雪合戦やソリ遊びは我が家の子ども達の心に刻まれていることでしょう・・。icon04
今年は、雪が多いので、多くの子ども達の思い出のために復活して欲しいな~~kao_21

話は変わって
イ草の芯の部分の空気層によって、冬暖かの話をしましたが、空気が通しにくいのは、熱だけではありませんicon23

音も通しにくいのです。
例えば ペアガラス。 結露しにくく、外の音をシャットアウト・・。(解りやすい例です)

テレビの音・車・泣き声


うるさい音ほど和らげてくれます



勉強に集中したい受験生
育児の疲れたお母さん

畳の力に頼ってみられたら・・・ いかが~


滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店  


Posted by 山本製畳店 at 19:01Comments(0)イ草について

2011年01月19日

イ草の力

寒い毎日が続いております。

皆様 いかがお過ごしですかkao_22

こんな寒い毎日だからこそ、畳が力を発揮します。
「熱の出入りを防いで、冬暖ったか」icon22

イ草は、1本1本の中身がスポンジ状になっています。

この部分に空気をたくさん含んでいて、畳ならではの柔らかさを持つと同時に、
空気は熱を通しにくいので、外部の冷たさをシャットアウトし、部屋の中の暖かい空気を外に逃がしません。
だから暖房効果が長続きするのです。


寒い冬こそ、畳→こたつ→みかんみかん の方程式が成り立つのです。


滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店  


Posted by 山本製畳店 at 09:15Comments(0)イ草について

2010年06月14日

産地訪問2

八代平野を一望しました。
2月に見た風景


6月の風景


濃い緑の部分が、イ草の田んぼです。
平野全体を見ても、2~3割くらいでしょうか。


お米の田んぼは、8月頃植え付けをされるそうなので土もしくは水が張った状態です。
イ草の田んぼも、連作障害を避けるため、イ草を7月に刈り取った後、お米を植えられます。

昔は一面イ草の田んぼだったそうですが、和室の減少によりイ草の作付け面積が目に見えて減りました。
農家さんも、「トマト」や「レタス」「ジャガイモ」等の野菜にどんどん変わられたそうです。
そういえば、ビニールハウスを良く目にしました。
悲し~ぃ~kao02kao03



上の田んぼと下の田んぼでは、イ草の色が違います。
上は先が少し赤く、下側は緑が濃い
(赤い部分は「うら枯れ」と言い 少し焼けが来ていますが、製品にするときは先を切り落とすので問題はありません。) 

これは品種の違いで、おのおの特徴があるようです。
(天候に左右されにくかったり、栽培がしやすかったり、製品にしやすかったり・・)

いろいろあるんですね・・!

こうして手間暇かけて出来上がったイ草を、一本一本 丁寧に織られます。


大変な作業なのですね。

滋賀県野洲市の畳(たたみ)屋
山本製畳店  


Posted by 山本製畳店 at 17:47Comments(2)イ草について